Static Parabola position
スタティック・パラボラ・ポジション
1、10歳の子でも解る
「是諸法空相」から「以空所得故菩提薩捶」のパートに入ります。古いお経では「諸法実相」だそうです。その価値観に疑問を投げかける問題発言だそうです。「是故(ゼコ)」は「だから」の意味合いだそうです。
2、六個のキーワード集
六不(ろっぷ)、六根(ろっこん)、六境(ろっきょう)、六識(ろくしき)それぞれに六個の単語があり24個の単語を暗記していないと意味解釈が難しいですね。あと五蘊(ごうん)の5個の単語も暗記です。
3、クールに含む
「亦(やく)」は二つの要素を結びつける接頭語です。「乃至(ないし)」は挟まれている用語をすべて含むという意味をなす「〜」のような感じで訳すそうです。
4、分母は18です
六根(ろっこん)と六境(ろっきょう)と六識(ろくしき)の18個を「界(かい)」と数えます。要素は18個だという意味。1/18が眼、18/18が意識界。18個すべて空であると簡単明瞭に記載してあります。
5、縁起は何個?
「乃至(ないし)」で挟んで十二縁起の1/12の無明から12/12老死まで全部空ですねと記載してあります。さらに「乃至(ないし)」中に「亦(やく)」があり、無明は空だね、と無明が尽きることも空だね、と二つの意味合いを含ませています。
6、人生は4サイクル
苦集滅道は四聖諦(ししょうたい)という格言で、四個の単語の集まりです。「苦」→「集」→「滅」→「道」→「苦」を繰り返すのが人生です・・ のような意味合いだそうです。
7、取り越し苦労はやめよう
「涅槃(ねはん)」はニルバーニャを音写したもので悟りの境地の意味だそうです。「究境(くきょう)」は究極に近いという意味。「遠離一切(おんりいっさい)」は遠く離れるという意味だそうです。「恐怖(くふ)」は現代語では(きょうふ)と発音しますね。
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